東部医師会を中心に在宅医療介護連携推進事業に取組んで3年経過しました。3年前に取組みを開始する前にもご講演いただいた筒井孝子先生を講師として再びお迎えし、関係者向けの講演会を開催しました。
■ 日時:平成30年2月25日(日)14時~16時
■ 場所:さざんか会館5階大会議室
◎ 座長 足立 誠司(東部地区在宅医療介護連携推進協議会副会長:医師)
● 講演1
演題:「東部地区全体で取り組んだ3年間」
講師: 橋本 渉
(鳥取市福祉部地域包括ケア推進課・鳥取県東部医師会在宅医療介護連携推進室)
(概要)
在宅医療介護連携推進事業の8項目(ア)~(ク)の取り組み状況の報告。
平成30年度に向けての重点取組の説明。
◆講演資料 【協議会】(平成27~29年度)3年間の活動報告(内部リンク)
● 特別講演
演題:「平成30年度診療・介護報酬同時改定を踏まえた地域医療計画及び地域包括ケアシステムの推進」
講師:兵庫県立大学大学院経営研究科教授 筒井 孝子 先生
(概要)
「日本財政と医療提供体制」、「2018年診療報酬改定」、「2018年介護報酬改定」、「医療提供体制と今後の方向性」の4項目でご講演いただいた。
国は1人当たり医療費の地域格差を何とかしたいと考えている。
病院の病床機能分化の推進、地域包括ケアシステム構築のための多職種連携による取組の強化等を目指した報酬改定である。
行政は、地域包括ケアシステムと地域医療ビジョンの両輪をハンドル操作していく必要がある。医療サービスには、今後は患者の治療参画が最も重要。患者が参加しやすいようマネジメントや配慮が必要である。
◎ 参加者 103名
( 医師8名、歯科医師2名、薬剤師1名、保健師・看護師27名、PT5名、OT5名、ST1名、
社会福祉士・MSW・PSW・相談員16名、ケアマネ11名、介護福祉士2名、その他医療介護関係者16名、行政9名 )