鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

ごあいさつ

日本は、急速なスピードで高齢化が進行しています。いわゆる団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいかなければなりません。

そのような社会を実現していくためには、地域における医療および介護の関係機関が互いに連携しながら、高齢者や要介護者等に対して包括的・継続的な在宅療養の支援をしていくことが重要です。在宅療養では、「治す医療」のみならず、その人らしく尊厳をもって生きられるよう「支える医療・介護」が重要となります。

在宅医療を進めてゆく上で何より必要なのは、「連携」であります。多様な施設間における、医療・介護などに限らない「生活全般を基盤とした連携」が必要で、この連携がシステムとして機能してゆくことがこれからの課題になります。

在宅医療の推進と、医療・介護における多職種の各関係機関が円滑に連携できるよう支援することを目的として、平成27年4月1日より当会館の4階に「在宅医療介護連携推進室」を東部医師会と東部1市4町の協働事業として開設致しました。

事業の推進にあたり、関係機関のご協力が不可欠となります。どうぞよろしくお願いいたします。

松浦会長ポートレート

平成28年1月

東部地区在宅医療介護連携推進協議会 会長 松浦 喜房


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