【WGの活動内容】
令和元年度は情報共有支援WGで入退院時について協議した。令和2年度からは在宅療養時について協議するが、情報共有のみでなく、幅広く在宅療養時の課題について協議していくため「在宅療養支援WG」に改編した。
【 WGの開催状況(R2~5年度の開催状況)】
令和2年度 ・R3. 3.17
令和3年度 ・R4. 3. 7
令和4年度 ・R4. 6.23 ・R5. 1.12
令和5年度 ・R5. 6.28 ・R5.12. 5 ・R6. 3. 7
〃 (課題整理)検討部会 ・R5.12.21 ・R6.1.15 ・R6.2.28
【 今までの振り返り(R2~5年度)】
1.検討の経緯
・R2より情報共有支援WGを「在宅療養支援WG」に再編し、国が示す在宅医療の体制4場面のうち、②日常の療養支援や
③急変時の対応に絞り、情報共有だけでなく在宅療養に対する課題について協議することとなった。
2.これまでの論点整理
・在宅療養の場面で、現場が一番困っているのが急変時の対応である。
・想定内の急変と想定外の急変がある。
・一般の人では判断しにくいので、医師や看護師と想定内の急変時の対応を事前に話しておくことも必要。
・急変の捉え方を共通認識したうえで、対応を検討したほうがよい。
・情報共有ツールやその運用は、リスクの高い人をターゲットに絞ったほうがよい。
・急変時に必要な情報が、職種によって異なっているよう。
・命のバトンは、情報の更新ができていない。
・命のバトンの仕組み自体は、活用できるのではないか。
・蘇生を希望していないが、慌てて救急車を呼ぶケースは多い。
・主治医に連絡がつかず救急要請し、結果警察対応となったケースもある。
・各在宅療養後方支援病院の取り組み方を知りたい。
・ケアマネは、担当者会議で最期は家か病院か、連絡方法などの話し合いを進めているが・・・。
・対応困難事例について、救急隊や看取りにかかわる看護師の意見が聞きたい。(ケアマネ)
・利用者の家に必要な情報を置いておくことも必要では。
・やはり、ACPの取組みの大切さを痛感している。
・話し合いのタイミングは難しいが、結論を求め過ぎない話し合いをしていくことが大切である。
・ICTの活用も要検討である。