鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

【 切れ目のない・情報共有 】介護支援専門員(ケアマネジャー)と薬剤師の連携

◆ 平成30年度

ケアマネジャーと薬剤師が連携した研修会が開催されました。

 

(鳥取県介護支援専門員連絡協議会第3回東部支部圏域別研修会)

■ 平成30年12月20日(木) 18時30分~

■ 講演  「栄養の基礎知識」~下痢と便秘の原因と対策~

■ 講師  (株)サンキ 管理栄養士

※講演後、意見交換会

(鳥取県薬剤師会 在宅医療介護研修会)

■ 平成31年2月24日(日)  10時~

■ 講演  「自立支援に向けた地域ケア会議のあり方とは」~それぞれが担う役割を考えよう~

■ 講師  さかもと医院居宅介護支援事業所(朝来市)主任介護支援専門員

※講演後、グループディスカッション

 

◆ 平成29年度(鳥取県介護支援専門員連絡協議会東部支部圏域別研修会)

ケアマネジャーと薬剤師の連携を深めるため、昨年度の研修会以降に保険薬局とケアマネジャーが連携できた具体事例の報告、意見交換会が開催されました。

 

■ 日時  平成29年11月20日(月) 18時30分~

■ 講演  「冬場における脱水症について」

■ 講師  大塚製薬

■ 意見交換会 「薬剤師など医療との連携について」

◆事例発表 鳥取中央地域包括支援センター 石田浩朗 社会福祉士

徳吉薬局           徳吉淳一 薬剤師

ひまわり薬局         中嶋直己 薬剤師

◆概要

3つの事例発表後、グループで意見交換を行った。薬剤師会では、居宅療養管理指導を実施する際の「医師の指示書の様式」を病院地域連携室等に案内する予定とのこと。ケアマネ協ホームページへも掲載してはとの意見もあった。

■ 参加者:33名(医師1名、薬剤師14名、ケアマネ18名)

 

◆ 平成28年度

平成28年度第2回協議会で、病院の地域連携室とケアマネジャーとの連携強化について検討した事項の報告がありました。薬剤師委員より、在宅医療で関わっていた保険薬局に患者の入退院の情報が寄せられないことが多いので、医療・介護連携シートによる情報共有は出来ないかとの意見がありました。

鳥取県ケアマネ協東部支部へ内容を報告し、検討を依頼しました。その結果、薬剤師業務の理解を深め連携強化を図る目的で、講師を鳥取県薬剤師会理事にお願いし、テーマを「お薬のこと、薬剤師ができること」として、鳥取県介護支援専門員連絡協議会東部支部圏域別研修会が開催されました。

 

■ 日時  平成29年2月24日(金) 18時30分~

■ 講演  「お薬のとっても役立つ話」

■ 講師  鳥取県薬剤師会理事 徳吉薬局 徳吉淳一 薬剤師

(講演概要)

薬剤師(保険薬局)の仕事の内容や薬に関する相談事例の紹介、薬の飲み方と残った薬をどうするかなど、また、薬剤師との連携で処方変更が出来、ケアプラン変更なしで服薬管理が容易になったケースの紹介もあった。

 

■ グループワーク

「お薬のことで聞きたいこと」などをテーマにグループワークが行われました。

薬剤師から「患者さんの様子を知りたい。担当者会議に呼んで欲しい。」などの議論が出ました。

 

◆ 医療・介護連携シートの活用については、講演の中で「多職種連携は大切。カンファレンスやケアプランで関わりのある保険薬局にも、「医療・介護連携シート」などで利用者の情報共有をお願いしたい。」と訴えられました。

今後の医療・介護連携シートの活用を含めた保険薬局とケアマネとの連携の具体的な施策については、ケアマネ協東部支部と薬剤師会とで協議することとしました。

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