鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

【 広域連携 】 新温泉町との広域連携

平成30年4月1日に、鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町及び新温泉町の1市5町で「因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏」が形成されました。

在宅医療・介護連携の推進事業についても連携・協力して推進することになりました。

実際の医療現場でも新温泉町民の救急搬送や入院も非常に多く、関係者の連携や住民への啓発は、圏域を超えて行わなければいけないという課題もあります。

 

■ 新温泉町との連携事例

● 新温泉町地域ケア会議( 第2回医療介護連携会議 )

日 時:平成30年8月6日(月)13:30~15:00

場 所:浜坂保健センター

参加者:新温泉町内の医師・訪問看護師・ケアマネ・包括職員等 33名

◎ 医療圏を越えた在宅医療介護連携の推進にかかる研修会

1.鳥取県東部の在宅医療・介護連携推進事業と連携中枢都市圏での取組み

( 講師:東部医師会在宅医療介護連携推進室 橋本渉「鳥取市長寿社会課」)

※東部地域で行っている在宅医療・介護連携推進事業の概要を説明、連携中枢都市圏で作成した終活支援ノート「わたしの心づもり」についても紹介した。

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2.鳥取県東部におけるACP(アドバンス・ケア・プランニング)の取り組み

( 講師:東部地区在宅医療介護連携推進協議会副会長 足立誠司「鳥取市立病院医師」)

※東部地域で行っているACPの啓発活動について、DVD(我が家に帰りたい)、パンフレット(さいごまで自分らしく豊かな人生のためのわたしたちの心づもり)を使って解説した。また、ACPの考え方を盛り込んだ終活支援ノート「わたしの心づもり」についても説明した。

3.グループワーク「新温泉町、これからどうアクションしていくのか?」

(ファシリテーター及び助言者:足立誠司 副会長)

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※グループワークで、1年以内(明日からでも)にできることを話し合った。町民が鳥取のどの医療介護機関を利用したか調べ不足資源を探る、退院前カンファレンスで終活支援ノートを活用する等、活発な意見が交わされた。

(推進室コメント)

病院の入退院時の連携、それを利用する住民へは共通した内容の住民啓発が必要と感じ、新温泉町の医療介護スタッフ研修でお話しする機会をいただいた。ACPについては一緒に終活支援ノートを作成したこともあり、「因幡・但馬麒麟のまち」圏域で共通した内容で啓発を進めていきたい。

 

● 終活支援ノート「わたしの心づもり」~考えてみましょう、話し合ってみましょう~( H30.6.29作成 )

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東部地域でACPの啓発を進めているが、新温泉町住民の多くが東部地域の病院を利用している現状があるため、住民への啓発は1市5町(因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏)で共通した内容で行う方が良いと考え、この度、ACPの周知・啓発活動の一環として、終活支援ノート「わたしの心づもり」を作成しました。

( H30.6.29記者発表資料 )

「因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏」でACPの啓発活動を展開します (PDF・278KB)

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