鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

【ファシリ】1/21 第2回 地域包括ケア専門職“絆”研修①で活動

第2回目となる、地域包括ケア専門職“絆”研修に16名のファシリテーションWG委員が参加しました。

今回は、①退院支援「病院から在宅へ」です。

 

■ 日時 平成30年1月21日(日)13:00~16:00

■ 場所 東部医師会館3階研修室

◎ 研修参加者 53名:7グループ

 

◆ 役割構成

 ○ 研修ディレクター(総括):足立誠司副会長

   サブディレクター    :近藤雄政(健推庵こくふ:理学療法士)

 ○ 地域包括ケアプレゼンター:金谷佳寿子(いくのさん家:鳥取市認知症地域支援推進員)

 ○ アイスブレーク担当   :徳吉淳一(徳吉薬局:薬剤師)

 ○ グループワーク①    :曽田 淳(デイサービスあらいぶ:作業療法士)

 ○ グループワーク②    :山根綾香(鳥取市立病院:看護師)

 ○ サブプレゼンター:平井慎哉(河原あすなろ居宅:主任ケアマネ)

           :村上志奈(訪問看護ステーションおざき:看護師)

 

今回より、ファシリテーターが中心となり研修会の進行をしていくこととし、役割分担して準備しました。プレゼンテーターには、当日のアクシデントに備えてサブプレゼンテーターを決め、プレゼン練習も行いました。また今回初参加のグループファシリテーターには経験者の方とペアを組んでファシリテーションしていただきました。

12/21、1/10にファシリテーションWGを開催し、事前準備、プレゼン練習を行いました。研修当日参加できないファシリテーターのファオローアップ研修として、事前準備のWGに6名が参加しました。

 

ファシリ1

左:研修会開始前の打合せ

 ファシリ2

右:終了後の振り返り

ファシリテーター

(今回のファシリテーター集合写真)

 

○ ファシリテーターの振り返りと感想(一部抜粋)

1.ファシリとして良くできたと思うこと、このままやっていこうと思うこと

参加者の意見が出せているか気を配れるようになった。

声掛けや介入をし過ぎず、参加者の力によって学びを深めてもらえたところは良かった。

参加者の表情から気持ちを読み取ること。

二人ファシリで事前に打ち合わせを行い、行動の意志統一を行った。

時間の管理については、気を付けるようになった。

2.ファシリとして今後努力を要すること、やり方を変えてみようと思うこと

時間を要した部分に関しての打合せを行うなど事前準備。

資料に記載してある内容を参加者に分りやすい言葉で説明する事。

グループワークが停滞し、論点がそれた時の流れの修正・管理。

もっと活発にみんなが言い合えるような環境にしたかった。

声掛けの仕方に工夫がいる。(介入しても変わらなかった)

3.研修参加者にとって何が・どんなことが一番よかったか

他職種を経験して職種特有のやり方、話し方、考えなどを実感したこと。

職種連携の必要性が伝わったこと。

振り返りをグループ内で発表することで、更に気づきを深めること。

普段と違う別角度から退院支援について考えることができた。

専門職ではない本人や家族へのプレゼンスキルの必要性。

4.研修参加者にとって何が・どんなことが良くなかったか

グループ内で活発に意見交換が行えていなかった。

名刺交換をしている人が少ない。

メンバーの知識や経験に差があり、偏った意見。

質問をする時間がなく消化不良になっていないか。

話題が反れてしまい、まとめる時間が少くなっていた。

5.研修までの準備に関しての感想

事前準備段階での時間管理・全体の流れなどの想定が不十分。

全体の具体的な流れや準備される備品等について具体的な把握ができていなかった。

ファシリとしての練習やディスカッションの練習などあれば不安が少なくなる。

事前準備でしっかりと聞く事で安心して臨める。

プレゼンターの方が思っておられる流れに沿うように事前の準備が必要。

【 事務局より 】

今年度の養成研修修了者からも5名参加いただきました。今回は、研修参加者も初めてこのような多職種研修に参加された方が多かったように感じました。グループワークの進行やファシリテーターの介入も難しかった場面があったようです。更なるスキルアップが必要です。ファシリテーターの皆さまには、今後の研修にもより深く関わっていただき、地域の“絆”を深めていく力となっていただくよう、お願いします。

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