鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

9/13 第10回 東部在宅医療・介護連携研究会(多職種事例検討会)を開催しました

研究会の場を通した医療・介護にまたがる様々な情報の共有、相互の連携を深めることを目的に、多職種事例検討会を開催しています。

■ 「事例を通した医療・介護連携の情報共有・知識向上」

■ 「研究会参加による、医療・介護関係者の顔の見える関係づくり」

 

◆ 第10回(平成29年9月13日)19時~20時30分

 

◎ 松浦会長挨拶

本日もたくさんの方にお集まりいただき有難うございます。

私は内科医ですのでリハビリテーションについてあまり詳しくないですが、家族がギプスをはずしてリハビリを始めたところで大変さを実感しています。

地域包括ケアにおいて、一人ひとりの住民がその人らしい生活を送ることを支えて行くためには、今日お集まりの方々の協力や連携が重要です。今回も活発な意見交換をしていただければと思います。それではよろしくお願い致します。

 

◎ 演題1: 地域での理学療法士の動き ~行政の立場から~

◎ 演者1: 鳥取市地域包括ケア推進課 山根伸亮 理学療法士

講演の様子

鳥取市行政に初めて理学療法士が配置された。地域でのリハビリ専門職の有用性を広く知っていただくため、様々な活動をしている。鳥取県のリハ専門職派遣窓口POSTとも連携し、地域に出向いて活動して行くので、色々なお声掛けをいただきたい。

 

◎ 演題2: メディカルフィットネス(自費利用運動施設)でのリハビリ継続

◎ 演者2: さとに田園クリニック あるく・すたじお 北浦拓也 マネージャー(PT)

講演の様子

当施設は、医療法第42条に基づく疾病予防施設(メディカルフィットネス)で、自費で利用する運動施設である。幅広い層の方にご利用いただいているが、自立した方(送迎なし:家族の介助がある等の例外あり)や利用料金等、限界や課題もある。

少しのサポートがあれば、運動をして改善が可能な方々はたくさんいらっしゃると思うので、そういった方を少しでも減らしていければと感じている。

 

■ グループディスカッション

(テーマ)介護保険の予防や卒業に向けて(どう考えるか)

 ①現状と課題

 ②こんな仕組み・こんなサービスあったらいいなぁ

 ◆第10回世話人の安住慎太郎PTの司会により、上記テーマでグループディスカッションが行われた。活発なディスカッションの後、意見発表も行われた。

■ グループワーク意見まとめ (PDF・280KB)

講演の様子

◆第10回世話人(まとめ)

・安住慎太郎 理学療法士(さとに田園クリニック)

私たちリハ専門職としては、自分のチームだけでは考え付かないような仕組みやサービスなど、様々な意見を聞きたいと思っています。今日のディスカッションで出た意見、発表できなかった方で何か思いがありましたら、推進室までメールをいただきたい。何でもかまいません。よろしくお願いします。

・乾 俊彦 医師(乾医院)

リハ職の方には今後もいろいろとお世話になると思います。開業医である私のところへ来院される方へも、再発予防なり疾病予防についての話はしていますが、やはり住民さんへの啓発活動は重要だと考えます。地域での受け入れ、地域の受け皿がないというのもこれからの課題です。皆さんと良い方策について、色々と考えていければと思います。

 

◎ 参加者:46名(医師6名、保健師・看護師5名、PT16名、OT3名、ST3名、ケアマネ7名、介護福祉士2名、

福祉用具専門相談員2名、その他2名)

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