鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

4/22 第2回地域包括ケア専門職“絆”研修②「在宅療養中(生活支援)」を開催しました

在宅療養に向けた基礎知識を学び広げていこうとする医療介護福祉関係者を対象に、仮想の事例を通して専門職の役割、多職種連携の重要性を学び、実践につなげていくことを目的に、多職種連携研修会(3回シリーズ)を開催しています。

第2回は、下記の日程で開催することとなりました。

◆研修のねらい

・在宅療養を支援する多職種がつながり、研修の成果を住民に還元する

・医療介護福祉関係者が顔を突き合わせ、在宅療養の基礎、互いの職種の特徴などを学び、 話し合い、連携を深めていく

◆各シリーズのテーマと実施日

①「病院から在宅へ(退院支援)」   1月21日(日)

②「在宅療養中(生活支援)」     4月22日(日)

③「看取りの時期(終末期の支援)」  6月24日(日)

 

第2回“絆”研修②「在宅療養中(生活支援)」を開催しました

■ 日時 平成30年4月22日(日)9:15~12:05

■ 場所 東部医師会館3階研修室

 

挨拶

(足立協議会副会長による開会挨拶)

プレゼン

「地域包括ケアシステム・医療介護連携事業を理解する」ためのプレゼンテーション、

ファシリテーター紹介とアイスブレーキングを担当

◎ 雪正美和子ファシリテーター(さんびる健康福祉部鳥取事業所:管理栄養士)

 

◆ 事例紹介

脳梗塞後遺症の夫と妻の高齢者二人暮らし、介護サービスを利用して在宅で生活中ではあるが、何度か誤嚥性肺炎で入退院を繰り返している。今回、介護度も上がり、食事量も減り、ADLの低下も見られる夫とその妻、子供たちそれぞれの今後の思いなどの紹介が行われ、グループワーク①に入ります。

◆ グループワーク① サービス担当者会議の開催準備として

(課題)現状の問題点とその対策について

一人で3分間考えた後グループで意見交換し、その後会場全体で発表しました

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全グループの発表の後、生活支援のポイント、サービス担当者会議、地域ケア会議についてレクチャーが行われました。

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事例紹介~グループワーク①担当

◎平井慎哉ファシリテーター(河原あすなろ居宅介護支援センター:介護支援専門員)

 

◆ グループワーク②

「普段と違う職業でサービス担当者会議を体験する」

「カンファレンスの流れ」のレクチャーの後、グループワーク②の進め方について説明があり、各々が役柄を決め、その役になりきった後、ケアマネージャー役の人が司会でサービス担当者会議を行いました。そして会議後「違う職種を体験してどのように感じたか」グループワークし、その意見を全体で発表し、共有しました。

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グループワーク②担当

◎尾坂明紀ファシリテーター(若桜町包括支援センター:社会福祉士)

 

最後に「人生の最終段階における医療について」参加者の認識なども聞きながら、改訂のガイドラインのもと、東部地区のアドバンスケアプランニングパンフレットを利用してレクチャーがあり、シリーズ①の研修同様、多職種連携の重要性についてプレゼンがありました。

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アドバンスケアプランニング担当

◎足立 誠司 医師(鳥取市立病院)

■ グループワーク①②の結果 (PDF・162KB)

■ 参加者アンケートの結果 (PDF・275KB)

 

◎ 研修参加者58名(ファシリテーター、多職種研修WG委員、事務局含む)

 ( 医師2名、薬剤師5名、保健師・看護師15名、PT4名、OT3名、ST1名、社会福祉士・MSW・PSW・相談員5名、

管理栄養士1名、ケアマネ11名、介護福祉士・介護士5名、柔道整復士1名、ケアプラン点検員1名、

生活支援コーディネイター1名、その他介護関係1名、その他2名 )

◎ 今回のファシリテーター(下)

ファシリテーター

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