鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

2/24 多職種連携講演会を開催しました(滋賀県東近江市:三方よし研究会)

医療関係者、介護関係者等さまざまな分野間の連携強化を図る目的で、滋賀県近江市の「NPO法人 三方よし研究会」(関係者や住民が繋がり職種や立場を越えた連携と、地域で安心して暮らしていける地域づくりの取り組みをされている団体)から講師をお招きし、先進地での取り組み事例についてご講演いただきました。

■ 日時:令和2年2月24日(月)9時30分~11時30分

■ 会場:さざんか会館 5階 大会議室

◎ 保健所における在宅医療・介護連携の取り組み ~それぞれの強みを生かしてつなぎ紡いでいくために~

講師: 滋賀県東近江健康福祉事務所 (東近江保健所) 久保 亜紀 氏(保健師)

(概要)

滋賀県と圏域の状況(人口推移、医療需要の見込み、県民対象の意識調査結果など)、三方よし研究会の取組みについて(発足経緯、会の活動でどのような成果があり地域に変化をもたらしたのか、今後の課題など)、研究会の取組みに保健所がどう関わっていったのかの行程説明。

大切なことは、顔の見える関係を築くための環境作り、連携の継続にはPDCAサイクルで取り組みを評価しそれを見せていく、多職種、同職種、圏域など様々な組織が繋がるような機会や仕組みを作ること。こういった活動をすることで、関係者がやりがいを持ちながら前向きに取り組むことができ、かつ支援の質の向上にも繋がっている。

講演の様子 講演の様子

 

◎ 医療・介護多職種連携『三方よし研究会』の12年のあゆみを振り返る

講師:医療法人社団 小串医院 理事長・NPO法人三方よし研究会 代表 小串 輝男 先生 (医師)

(概要)

三方よし研究会の活動について(発足経緯、多職種によるさまざまなフィールドワーク、脳卒中地域連携パス「三方よし手帳」の活用と今後の展望、定期開催している住民向け講演会など)赤ひげ大賞受賞時に作成、テレビ放送された映像なども交えながら、人生の終わりをどう迎えるか、そして先生は患者とどのように関わっているか。研究会では易しい優しい共生の道「町づくり」を常に探っており、それが地域包括ケアにつながっていく。

講演の様子  講演の様子

◎ 参加者 56名

( 医師5名、薬剤師2名、保健師・看護師17名、MSW3名、作業療法士2名、介護支援専門員10名、

介護福祉士3名、介護士2名、臨床検査技師・歯科衛生士・管理栄養士各1名、その他関係者3名、事務職6名 )

戻る

▲トップへ