鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

ACPノート実践研修会(ZOOM)を開催しました(令和4年度)

当協議会ではアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)の考え方を組み入れたACPノート「わたしの心づもり」を作成しました。

そのノートを活用し、医療・介護現場におけるACP(アドバンス・ケア・プランニング)の具体的な実践方法について、グループワークを交えながら理解を深めていただく研修会を開催しました。

◆ 開催日時:令和4年11月2日(水)18時~20時

◆ 開催方法:オンライン(Zoomミーティング)

◆ 内  容:わたしの心づもり ACPノートで実践してみよう(講演およびグループワーク)

◆ 講  師:足立 誠司 先生(東部地区在宅医療介護連携推進協議会副会長・鳥取県東部医師会理事)

久保 克行 先生(智頭病院 歯科医師)

山根 綾香 氏 (鳥取市立病院 看護師)

津田 英樹 氏 (智頭町社会福祉協議会)

◆ 研修詳細:ACPノートに係る実践研修会の開催について (PDF・91KB)

◆ 参加者数:60名

 

【 参加者からの意見・感想 】(一部抜粋)

●どのような項目について話し合うのか、理解を深められた。

●ACPが決めにくい心不全が今後増えてくるのが大きな課題と思いますし、今一番困ってます。

●毎回勉強になります。様々な職種の方の視点でACPを語ることがとても勉強になります。それぞれの機関での取り組みも聞けて良かったです。地域でステップ1-2を浸透していかないとステップ3には進まないと思います。もっと地域に出る職種がACPの文化を創っていかないといけないなと感じました。

●貴重な研修の機会をいただきありがとうございました。

●ロールプレイの中で、家族と患者の意見が分かれた時に、現時点では分かれていても今後話し合いを重ねていくことで、まとまれば良い、決定することだけが目的ではなく大事にしていることを共有し合うことがまずは大切なのだと学びました。

●身近に終末期に向け状態が変化していく人を目の当たりにして、その人が本当に望む最期を実現するために、今の自分にできる有効な取り組みだと感じました。まだまだACPの重要性を学んだところで、活用していく段階にありませんが、今後、学びの機会があれば積極的に参加して終活に向けた支援を行っていきたいと思いました。今回、研修に参加させていただいきACPをやってみようという気持ちが高まりました。

●ACPについて深く考えることがなかったが、本日の研修会に参加させていただいたことで、ACPの必要性が理解できたことと、最期までご本人と家族に寄り添った支援ができる手段であり、ACPノートで実践したいと思いました。

●グループに別れ他職種の方と交わることで、それぞれの職種でのACPの話し合いの難しさや考え方、話の進め方など参考になりました。9つの項目をしっかり読み込んで、自然に話し合えるようになりたいです。研修が終わった後で、あの時ああ言えばよかった、こう言えばよかったと、まだ余韻に浸ってます。

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