鳥取県事業として実施の地域リハビリテーション推進事業が平成22年度で終了した後、在宅復帰に向けた多職種の連携や研修の場として平成23年度に設立された研究会です。
安心して住み慣れた街や在宅で生活できるように地域の関連職種が集まり、在宅に向けての取組みや現場からの課題を伝え連携を図ること、また、現場の各職種の顔合わせと生の声を聞き意見交換や情報交換を行い、円滑な連携を図ることで安心して在宅にて生活していけるよう支援することを目的とされています。
年2回程度の研修会が開催されています。
◆ 第11回(平成29年9月21日・県立福祉人材研修センター)
第11回研究会の概要は、次のとおりです。
■ 発表:「通所リハビリとのつながりを考える」
■ 発表者:いなば幸朋苑・にしまち幸朋苑・さとに田園クリニック・尾﨑病院
鳥取市内にある4つの通所リハビリ事業所より、事業所の概要、利用目的・趣旨、特徴、サービス内容などについて発表があった。
通所リハビリテーションは、高齢者が自立した生活が在宅で送れるよう支援することを目的としてリハビリをする場であることやリハビリの実施状況などの説明があった。また、「通所リハビリテーションの卒業を目指しているが、タイミングが難しい」との課題も出された。
【グループワークディスカッション】
テーマ:もっと知りたい通所リハビリテーション
■ 6グループに分かれて、グループディスカッションが行われました。
通所リハビリテーションの特色が聞けた、リハビリ専門職との意見交換が参考になった、などの意見があった。ケアマネジャーからの「リハビリの専門職の方に声をかけたいが、かけにくい」という発言に対し、「どんどん声をかけて欲しい」という返答もあった。
◎ 51名(保健師・看護師6名、PT10名、OT7名、ST1名、MSW1名、ケアマネ12名、介護福祉士10名、
学生3名、その他1名)