鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

地域包括ケア専門職“絆”研修11-②を開催しました。

この研修会は、地域包括ケアシステム構築を目指す医療介護福祉関係者を対象に、多職種連携研修会(3回シリーズ)を開催しています。

今回で11回目となる地域包括ケア専門職“絆”研修 シリーズ②「日常の療養支援」を開催しました。(東部地区在宅医療介護連携推進協議会)

◆研修で伝えたいこと

・インフォーマルも含めた在宅療養を支える制度を理解し、適切に活用・連携しまょう

・病気の有無に関わらず、その人にとっての「健康」(Well-being)を探求しましょう

・本人の思いに基づく目標設定をし、チームで共有しましょう

◆各シリーズのテーマ

①「入退院支援」

②「日常の療養支援」

③「看取りの場面」

 

第11回 “ 絆 ” 研修②「日常の療養支援」

■ 日時 令和8年10月25日(日)9時~12時

■ 会場 東部医師会館

■ 研修総括ディレクター

櫻井 重久 先生(鳥取市立病院 総合診療科)

 

東部地区在宅医療介護連携推進協議会副会長 足立医師より開会のご挨拶を、研修総括ディレクター 櫻井医師より本研修における目的についてお話いただきました。 続いて、プレゼンター、ファシリテータの紹介、アイスブレイクを行い、研修に入りました。

足立先生(左)櫻井先生(右)

 

◆ 健康とは何か(レクチャー、グループワーク) 

  (近藤雄政プレゼンター:国民健康保険智頭病院 理学療法士)

 従来の完全無欠な状態を健康とする定義を見直し、困難に適応する自己管理能力を重視する「ポジティブヘルス」の概念について学びました。続いて、6つの次元から心身の状態を多面的に可視化する「クモの巣チャート」を各自が作成し、ペアになって互いの強みに焦点を当てた対話ワークを実践しました。ワーク後には各グループで気づきや難しさを共有し、支援者として相手の物語に寄り添いながら自己決定を支える姿勢の重要性を確認しました。最後に、現状の気づきを実行可能な行動へと落とし込むための「アクションホイール」の活用方法についてのレクチャーを行いました。

会の様子

 

◆ 在宅療養と暮らしを支える仕組み(レクチャー、グループワーク) 

  (八尾美智代プレゼンター:岩井あすなろ居宅介護支援センター 介護支援専門員)

 このパートでは、多様な価値観に触れ、違いを楽しむことを目指し、トークテーマに沿ってグループワークを行い、全体共有をしました。その後、多職種連携が必要な背景や多職種連携に必要なコンピテンシーなどについてレクチャーを行いました。

会の様子

 さらに、宮崎和義氏(鳥取市社会福祉協議会)より生活支援コーディネーターについて説明をしていただきました。専門職や行政の方々の協力を得ながら、支え合いのまちづくりを進めていきたいとのお話がありました

会の様子

◆ 全課程修了者よりコメント

今回で全過程の終了となる2名の方に感想をいただきました。

・訪問診療担当の看護師ですが、看護師としてだけでなく、色々な視点からみることの大切さという事がとても勉強になりました。

・本人にとっての人生の目的や生きがいを再認識できるような関わりや対話は、包括職員のケアマネジメント業務や相談業務において非常に重要であると感じました。明日からの業務でもこのことを心に留め、一人ひとりに丁寧に向き合っていければと思いました。

会の様子

 

●最後は参加者全員で記念撮影です。

集合

 研修会終了後、プレゼンター、ファシリテーター、ブラッシュアップチーム全員で振り返りを行いました。

集合

 

◎ 研修参加者52名(スタッフ含む)

介護支援専門員16名、看護師14名 医師6名、薬剤師6名、作業療法士2名、事務職5名、孤独・孤立対策推進員1名、理学療法士1名、ケアプランナー1名

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