鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

地域包括ケア専門職“絆”研修10-①を開催しました

地域包括ケアシステム構築を目指す医療介護福祉関係者を対象に、多職種連携研修会(3回シリーズ)を開催しています。

今回で10回目となる地域包括ケア専門職“絆”研修 シリーズ①「病院から在宅へ(退院支援)」を開催しました。(東部地区在宅医療介護連携推進協議会:研修支援WG企画)

◆研修のねらい

・地域共生社会と地域包括ケアシステムを理解する

・在宅療養を支援するための多職種の役割を理解する

・住民の利益を考えた効果的な多職種連携について学ぶ

◆各シリーズのテーマ

①「病院から在宅へ(退院支援)」

②「在宅療養中(生活支援)」

③「看取りの時期(終末期の支援)」

 

第10回 “ 絆 ” 研修①「病院から在宅へ(退院支援)」

■ 日時 令和7年7月13日(日)9時~12時

■ 会場 東部医師会館

■ 研修総括ディレクター

櫻井 重久 先生(鳥取市立病院 総合診療科)

 

東部地区在宅医療介護連携推進協議会副会長 足立医師より開会のご挨拶を、研修総括ディレクター 櫻井医師より本研修会の目的をお話いただいた後、3名のプレゼンターのもと研修が進行します。

足立先生櫻井先生

 

地域共生社会と地域包括ケアシステムについて (橋本渉プレゼンター:東部医師会在宅医療介護連携推進室室長)

地域共生社会や地域包括ケアシステムについての説明と、その目的や重点事項、在宅医療介護連携推進事業などについてプレゼンを行いました。

会の様子

プレゼンター、パネリスト、ファシリテーターの紹介。たくさんのスタッフの皆さんにお世話になっています。アイスブレイクで少し緊張もほどけてきました。

会の様子

 

事例紹介・グループワーク①「退院前カンファレンスの準備」 (中嶋隆裕プレゼンター:ひまわり薬局)

事例をもとに、退院前カンファレンスを開催する際「誰が参加するのが良いか」「どのようなことに配慮するか」について、グループで意見交換をしました。その後、全体でも共有します。

会の様子

退院前カンファレンスの目的や重要性、介護保険に関するサービスなどについて学びました。パネリスト(鳥取赤十字病院:山本陽子msw)にも一言いただきました。

会の様子

 

グループワーク② 「多職種カンファレンスを経験する」  (中瀬香里プレゼンター:ウェルフェア北園渡辺病院)

ワーク①で出された職種や意見をもとに模擬カンファレンスを開いたあと、「違う職種を経験してどのように感じたか」「退院前カンファレンスの流れについてどのように感じたか」など振り返りを行います。価値観の違いや普段のカンファレンスと違う点に気付くことができます。またここでも全体共有で学びを深めます。

会の様子

職種別の価値観の違いや、カンファレンス開催の留意点、多職種連携の重要性などを学びました。パネリスト(鳥取県立中央病院:岡本沙織msw)にも一言いただきました。

会の様子

 

全課程修了者よりコメント

今回で全課程修了となる方は5名でした。代表して1名の方に感想を述べていただきました。

・絆研修を通してこの地域に皆様のような仲間がいることをとても心強く思います。今後も「知る・つながる・高め合う」を心に、また日々業務に励みたいと思います。ありがとうございました。

修了者

 

最後は参加者全員で記念撮影です。

集合

会終了後、プレゼンター、パネリスト、ファシリテーター、ブラッシュアップチーム全員で振り返りを行いました。

スタッフ

 

◎ 研修参加者77名(スタッフ含む)

看護師20名、介護支援専門員19名、薬剤師7名、事務職7名、医師5名、MSW4名、保健師4名、理学療法士2名、SW2名、介護職2名、作業療法士、生活相談員、鍼灸師、社会福祉士、生活支援コーディネーター各1名、

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