鳥取県東部医師会 在宅医療介護連携推進室

【ファシリ】2/26 ファシリテーションWG委員、住民啓発学習会に参加!

2/26に寸劇を活用した住民啓発学習会「我が家(うちげぇ)に帰りたい」が開催されました。グループワークのファシリテート役として、12名のファシリテーションWG委員が参加しました。

 

(住民啓発学習会の概要)

地域包括ケアシステム、在宅医療・介護保険についての理解を深め、地域住民のみなさまに、医療や介護に関する問題を、自分や家族、地域の問題として考えていただくきっかけづくりとして、地区社協、民生児童委員、健康づくり地区推進員など地域で健康・福祉の役割を担っている方々を対象にした住民啓発学習会をモデル開催しました。

■日 時  平成29年2月26日(日)13時30分~15時30分

■場 所  東部医師会館3階研修室

■テーマ 「我が家(うちげぇ)に帰りたい」

  ・第一部(寸劇) 退院後の在宅生活、本人・家族の思いと不安

            (寸劇後にグループワーク)

  ・第二部(寸劇) 将来の不安、いざという時のことを考えていますか?伝えていますか?

            (寸劇後にグループワーク)

※ 2/3、2/21の住民啓発WGでの事前準備も含め、3日間の活動でした。

会の様子

 

〇 参加ファシリテーターから寄せられた感想

● 始めのグループへの介入時、外で見守って行こうと考えた。司会・発表を決める時は、自分も入らせてもらい決めた。

  グループワークは、色々な意見が出て意見を集約することに時間がかかり、発言時間が短くなる人が出てきた。自分の時間管理が出来ていない事に気付かされた。第二部では、長くなっていたら声を掛けるようにし、皆さんが万遍なく話をすることが出来た。

  職種によって、積極的に意見を言える方言えない方がいると思うので、その辺も気にしながら、意見を出せて行けたらと思った。

● 担当したグループは、医療・介護・福祉関係者が多く、地域の方(民生委員など)は少なかったため、話し合いが充実していた雰囲気だった。しかし、自分のファシリテートの力量不足が原因と考えるが、地域の方の参加への姿勢が消極的になっていた。

  今後、より本格的な住民対象とした活動の場に出ていくことを考えると、自分のスキルアップが必要だと感じた。ただ、活動自体は楽しく参加できたこともあり、次回も機会があれば参加したいと思った。

  また、参加者の方に「ファシリテーターを知っているか?」と問うと、ほとんどの方が知らなかったので、ファシリテーターという存在・役割等を知ってもらえたことは意味があったと感じた。ファシリテーターの質の向上も大切だが、活動の場をどんどん提供して頂き、専門職の方、住民の方に、まずはファシリテーターの存在を知ってもらいたいと考える。

● 全体の研修会の流れとして、講義・寸劇・グループワークなど構成が分かり易く、特に寸劇は自分の立場において考えることができ、頭に入ってきやすく感じた。

  グループワークは、多くが医療・福祉関係者ではあったが、その中でも住民の方が自分の思いなどを話される場面も多くあり、良い時間になったと思う。しかし思いがある分、一度話しが始まるとなかなか終わらずテーマからも大きく脱線してしまう可能性もあると感じられた。

  ファシリテーターとしては、研修会本番までの準備段階も参加させていただき、発言の場、情報共有、顔合わせができたことは良かったと感じる。

  会本番のファシリについてはどこまで入っていくかなど、その場の雰囲気で考え行っていったが、参加者も積極的に発言をされており、今回は進行役と時間配分などの関わりが中心となった。今後、参加者の状況に合わせてファシリテーターできるよう、能力向上に努めていきたいと思う。とても良い経験ができた。ありがとうございました。

● 初めてのファシリテーターでとても緊張したが、事前の会議等もあり、当日は安心して参加することができた。

  私のテーブルでは積極的に意見が出ていた。事前に私の役割をお伝えしたので、発言の少ない方への声かけや、タイムキーパー、司会補助を少し行う程度で、スムーズなGWが行えた。

  皆さんから色々な意見が出て、私自身も参考になったし、このような皆さんに考えてもらう良いきっかけとなる研修が、あちこちで開催されたらうれしいなと思った。

  とても有意義な時間が過ごせ、良い経験ができた。ありがとうございました。

● 私はまだ慣れないファシリテーターだったが、皆さんが色々な意見を持っておられ、おのずと活発な意見交換が交わされていた。ご家族を介護されていた方もおられ、実体験を基にしたお話も聞けた。

  ファシリテーターとしては、まだまだ未熟でどこまでお役にたてたか分からないが、研修に参加したことで大変勉強になった。ありがとうございました。

● 皆様が主体的に話し合いに参加されたことが、一番だったと思います。住民啓発がテーマでしたが、今後も地域の方々と顔の見える場に参加し、少しでもお手伝いができれば幸いです。今後ともご指導をよろしくお願いします。

● 初めてファシリテーターを務めることになり、かなり緊張して不安もあったが、実際に始まってみると、皆さんがそれぞれの意見を上手に話してくださって、自分がたくさん勉強させてもらう会になった。ありがとうございました。

● 当初から不安はありましたが、いざ始まると住民の方、福祉職、医療職の立場から皆さんが発言されていた。ファシリテーターとして軌道修正や助言をする必要はなかった。

  逆にいろいろな意見を聞けて勉強になった。有意義な意見交換ができていたように感じた。

■(事務局より)

  ご参加いただきましたファシリテーターの皆さま、大変お世話になり有り難うございました。

  初めてで不安もあったが、おおむねスムーズに進行できた。参加者の意見で自分の勉強にもなった。ファシリテーターとしてもっとスキルアップしたい。また、参加できたことに感謝をあらわす、ありがとうございましたという感想が多かったです。

  目的は住民啓発活動でしたが、ファシリテーター、WG委員、事務局の多職種連携にもつながったと感じています。

  また次の機会にもご参加いただきますよう、よろしくお願いします。

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